収穫
テーマ ・ ラベンダーの収穫と乾燥のための作業
ラベンダーの刈り取り
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ラベンダーの乾燥作業 |
収穫祭&ハーブクッキング
テーマ ・ ハーブを収穫し、ハーブ料理を味わう
小さめですが ローズマリー |
バジル |
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収穫祭のメニュー
ローズマリーのジャーマンポテト
バジルたっぷりボンゴレ・ビアンコ
釜焼きピザ・マリゲリータ
ハーブティー
ローズヒップ・ゼリー |
お世話になった、畑アドバイザーの方々も
お招きしました。 |
収穫祭に参加して下さった、都留文科大学の「WAKUワーク」の皆さん |
ハーブ畑と蒸留工場見学
日時 2004年8月12日(木)
天気 晴れ
テーマ ・ ハーブ畑見学と、精油の蒸留研修
備考 ・ 川上先生所有の現場で研修会を行いました。
今日の足跡
時間 内容(場所)
10:30〜 ハーブ畑見学
12:30〜 昼食
13:30〜 蒸留体験
様々な蒸留水の香りを試す
15:30 解散
本日の感想
お忙しい中、川上先生に都合をつけて頂き、長野県駒ヶ根にある先生の畑の見学と精油の蒸留体験させていただきました。販売されているほとんどの精油が輸入品ですので、このような蒸留の現場を見る機会は、現在アロマテラピーに関わっている人の中でも少ないかと思われます。お盆休み直前ということで、参加できた人が少なく残念でしたが、大変貴重な体験となりました。
ハーブ畑は、大変種類が多彩で、日本に生育していることが珍しいと思われる種類もあり、驚きました。どのハーブも葉に触れるだけで、強い芳香が立ち、精油を採取するための原料として良い状態で生育していることがわかります。
蒸留体験では、レモングラスを行ってみました。蒸留の最中は釜で草が蒸される匂いが漂いましたが、抽出された精油と蒸留水はレモン様のフレッシュな香りが爽やかなものでした。
蒸留している合間に、現在熟成中の蒸留水の香りを色々と試させていただきました。同じ種類のラベンダーでも熟成日数によって、随分と違いがあり、多くの種類が蒸留したてでは蒸した香りが強く、このような特徴を知らなければ、蒸留は失敗かと思うところです。芳香蒸留水は精油の副産物として10世紀から使われていたようですが、初めて熟成した芳香蒸留水の香りの良さを発見した人は、偶然の発見だったのか、想定内だったのか…。
そう考えると、本日蒸留したレモングラスは蒸留したてでも香りの良い、数少ない種類のひとつで、先生はあえてこの種類を選んで下さったようです。
蒸留したレモングラスと、丁度使い頃に熟成したラベンダー水をお土産に頂き、解散しました。
お忙しい中、時間をさいて下さった川上先生と、企画をたてて下さった有香房さんに感謝いたします。
ハーブ水の蒸留
日時2005年 2月9日(水)
天気 晴れ
テーマ ・ ハーブの蒸留実験
備考 ・ 川上先生にご指導いただきました。)
今日の足跡
時間 内容(場所)
13:00〜 アロマテラピー基本講座
14:00〜 蒸留実験
16:00 解散
本日の感想
本日は都留文科大学の教室をお借りし、蒸留の実験を行いました。
この一年、畑を借りて主にラベンダーの栽培を行ってきましたが、1年目ではまだ株も小さく収穫量も少ない為、今回の蒸留実験は川上先生の畑より原料を調達して頂きました。持って来て頂いたのは、ローズゼラニウム・レモンティートリー・レモングラスの3種類でしたが、時間的に1種類しか蒸留できないので、皆の希望からローズゼラニウムを選びました。ローズゼラニウムは、ホームケアや室内芳香〜香粧品関係など、製品化に利用しやすい種類でもあります。
アロマテラピストによる基本講座の後、この会で購入した蒸留器を組み立てました。夏の研修で見た川上先生の蒸留器はステンレス製の大型のものでしたが、こちらはガラス製でできており、内容物がよく見えるようになっています。
ローズゼラニウムの枝から葉だけを集め、蒸留器の釜にあたる部分に詰め、電熱器のスイッチを入れます。しばらくすると、釜の下部のお湯が沸騰し、釜の葉を蒸し始めました。蒸された部分が茶色に変色し、まだの部分とグラデーションになっています。その色の境目の部分が徐々に上がってきたところで、冷却部につながる管に水滴が付き始めました。その水滴が見る見る多くなり、自然落下する形で冷却部を落ちて行きます。堰き止めていたコックをひねると、ビーカーに透明より少しだけ白濁した芳香蒸留水が溜まりました。本来なら、この段階で精油と芳香蒸留水を分離するのですが、この器械、この種類では、精油の採取量が少ないので、今回は両方をビーカーに溜めることにしました。室内には始めの葉の蒸される臭いとは違う、ローズのような華々しい香りが漂ってきます。
この過程を2回繰り返し、全部で400mlほどの液体を採取でき、ガラスの遮光瓶に移し、各自に配分しました。
先生の説明によると、ローズゼラニウムの場合、日光にあたる場所で2週間ほど熟成させるとベストな状態になるとのこと。各自自宅に持ち帰り、熟成させ、どのような製品として利用したらよいか考案することになりました。
精油・芳香蒸留水の蒸留方法は、頭の中では理解していましたし、夏の蒸留研修で体験済みではありましたが、今回は自分達の手で行い、またその過程が手に取るように見えたことで、感動を覚えました。
来年度は、是非自分達の育てた原料を使って蒸留したいと思います。
この蒸留器は、「山梨県地域活性化促進事業」からの助成金で購入させて頂きました。
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