香り体験の結果データ

甲府エリア会議(2003年7月13日(日)・山梨県甲府市・甲府南公民館)・アロマテラピー講習で行った「香りの心理セッション〜香り体験〜」のアンケート結果です。

「香りの心理セッション」は、名前をふせた3つの精油をムエット(香りを試す紙)を一人一人に配り、初めは全体、次はペアになって、最後は一人でじっくりと、 感じるままに香りを表現して頂きました。
名前を事前に告げてしまうと先入観が入ってしまいます。それで今回は、あえて名前を告げずに行いました。
最後の香りについては、思い浮かんできた感覚をアンケートに記入して頂きましたので、下記に御報告します。

体験して頂いた香りは、
 「ゆず」
 沖縄の「月桃(げっとう)」
 北海道の「もみの木」
の3つです。

これらの精油は、すべて日本国内で採れたもので、アロマテラピー愛好者の間でも、まだあまり知られていない香りです。
アロマテラピーはヨーロッパから伝わった自然療法で、一般的に売られている精油も世界各地から集められ輸入されたものがほとんどです。
しかし日本でも伝統的に薬草や香りを健康に役立ててきた歴史があります。また食物で言う「身土不二」と同じように、日本で育った私達には日本で採れた精油が一番馴染むのではないでしょうか。
今回は、このようなことも皆さんに知って頂きたいと思い、国産の精油を選んでみました。


<結果報告
3つの精油の中から、最後に行った「もみの木」のアンケート結果を御報告します。
この精油は 森林系のさわやかさと力強さの詰まった精油です。
 1、暖める感じか、冷やす感じか? 
    冷やす感じと答えた人が大半。

 2、甘い感じか、辛い感じか?  
    辛い感じが圧倒的でしたが、甘いと答えた人も数名。
   
 3、重い感じか、軽い感じか? 
    重い感じ、軽い感じと答えた人が半分くらいづつ。
   
 4、興奮する感じか 鎮静する感じか?
    鎮静する感じと答えた人が圧倒的に多い。

 5、内面に向くか 外に向かうか?
    内面に向く人が やや多く 外に向かう人が数名。

<自由に記入した感想>
   深い森、古いお寺のお堂にいる感じがする。
   好きではないが落ち着く感じ、こころの整理ができそう。
   氷のよう、すっきりする、おだやかになる、調子が整う。
   湿布や救急箱の香り、男性的なイメージ。
   熱っぽいときや 体調がすぐれない時や、風邪の時に良さそう。
   青臭い感じや草はらで昔嗅いだ匂い。

参加した皆さんの個人差も確かにあります。 が、精油の生み出す共通の感覚が浮彫りにされたと思いました。また、皆さんが滞りを除去したり、痛みを静めてくれる、成分を無意識のうちに体感していることに改めて驚きました。
好き嫌いといった次元を超えて、リンパ組織や身体を強化する成分に対する感覚まで捉えているのですから。(参考;もみは脂肪を分解したり、肝機能を整える成分なども含まれる精油)
今後も 国産精油の体験を皆さんと続けたいと考えています。

以上(関戸)

この精油を体験したい方は、ぜひお気軽に問い合わせ下さい。
HPの
メールフォームでも申し込みできます。無料で香りをお送りします。

フロムラベンダー
http://www.fl.fast.co.jp/
e-mail info@fl.fast.co.jp